すなばあそび。

テキトウ。とにかく気になった事、モノを取り上げます。

FUSION IP-Phone SMARTと050plusを比較してみた。(そのに)

つづきです。

前回、ポイントになりそうな所は項目立てて説明しましたが、項目漏れてたのでまずはそこからorz
忘れるくらいだから大したことないんだな、と思っていただいて結構です。
そして今回は余談で力尽きてます。すいません。

フォトトークについて

050plusにしかない機能で、050plus同士の通話で、写真(画像ファイル)を送信して、通話中に確認できます。
画像を選択してから発信&送信、もしくは通話中にカメラで撮影した画像を送信、が選べます。
コンシューマユースではあまり使い処がなさそうですが、工事の遠隔サポート(A:『ルータってこれ?』B:『それハブです・・・orz』)や場所の確認(A:『丸ビルってこれ?』B:『それ新丸ビルです・・・逆・・・orz』)、なんてシーンはあるかと。
ただ、iOS版/Android版は対応していますが、Windows版は対応していません。このあたりは今後改善されるのでしょうか・・・。また、『画像を見ながら通話』はヘッドセット等が必須になっちゃうのも微妙ですね。

メッセージ機能について

これも050plusにしかない機能で、050plus同士で、テキストメッセージのやりとりができます。
ユーザインタフェースはAndroidのSMSやLINE等と同じと思っていただいて構いません。自分と相手が左右に並んで吹き出しでメッセージが時系列で表示されていくアレ。
メールアドレスやテキストチャットサービスのIDを教えたくないっていうドライな関係のヒトとなら・・・微妙です。
あ、ついでに楽しげな機能(LINEのスタンプとか、ゲームとかとの連携)もないです。グループを組んだりする機能はありますが。

[激しく余談]FUSION IP-Phone SMARTって無料だから怪しいよね?

あ、いや、アクセス解析を眺めていたら、「FUSION IP-Phone SMART なぜ無料」なんてYahoo検索から㌧でこられた方がいらっしゃるようなので・・・。無料って聞くと、裏に何かあるんじゃないか、って思いますよね。
簡単に思いつくのは、申し込み情報(個人情報)をリスト化して業者に売り払って儲けちゃおうかな!なんて。

3.個人情報の第三者提供  当社で取得した個人情報は、お客さま本人の許可なく第三者に提供することはありません。ただし、法令に基づく場合、人の生命、身体または財産の保護の必要がある場合、警察、裁判所等の公的機関への協力が必要である場合は、この限りではありません。

個人情報の取扱いについて | フュージョン・コミュニケーションズ

ちゃんと問い合わせ窓口もありますので、そういった心配はしなくて良いかと・・・

じゃナニで稼ぐのよ、って話になりますが、電話サービスにおける収入の構成要素は
・月額基本料→FUSION IP-Phone SMARTは無料、契約者が負担
・通話料→FUSION IP-Phone SMARTは有料(特に一般加入電話向けはがっぽがっぽなんじゃないかナー)、契約者が負担
 通話料から他事業者に払うアクセスチャージ(セットアップチャージ)を支払い、残った分が事業者の設備費用等に充てられ、更に残った分が収入(超おおざっぱ)
・アクセスチャージ(セットアップチャージ)→事業者が負担
になります。

アクセスチャージ(セットアップチャージ)について補足しておきます。
電話サービスを提供する事業者は、自社(例外あり)のネットワークを持ちます。そのネットワーク配下に電話サービス契約者がいるわけですが、他の事業者が提供する電話サービス配下の契約者に電話をかけたい(例:携帯電話[NTT docomo]から一般加入電話[KDDI]にかける)場合、異なるネットワークの配下にいる契約者を接続する必要があります。接続にあたって、発着両方の事業者ネットワーク(回線)を使う必要があるため、両事業者にコストがかかります。ここにみなさまご存じの、「電話はかけたいヒト(発信者)が料金を支払う」という基本的なルールが、事業者間のおカネのやりとりにも適用され、「かけたいヒト(発信者)が契約している事業者から、受けるヒト(着信者)が契約している事業者に、受けるヒトの事業者ネットワークを利用するための料金を支払う」となります。
「受けるヒトの事業者ネットワークを利用するための料金」は、

加入者交換機能
1通信ごとに 0.66888円
1秒ごとに 0.025514円
NTT東日本(http://www.ntt-east.co.jp/databook/pdf/2012_09-01.pdf)より。

こんな感じで事業者が決めており、事業者の規模によってはその料金の開示、根拠の開示が必要になったりします。

FUSION IP-Phone SMARTが正式サービス化、月額料金は無料でそのまま、というのは、このあたりを勘案しても儲かる(か㌧㌧)と判断されたからと言えます。
(まぁもっと細かく言ったらFUSION IP-Phone SMARTでは赤なんだけど、他の電話サービスも契約してくれたら・・・とか事業者のトータル収入を見越して判断されていると思いますが)
一応、月額料を貰わなくても成り立つかもしんない、という所がご理解いただけたら幸いです。

次回こそ「じゃあどっち選べばいいのよ!?」をその方法含めてお伝えしたいと思いますが需要(ry。

ではー。